【省エネ事例】駐車場の省エネ対策を紹介します
2023年4月の省エネ法改正や、2050年カーボンニュートラル目標宣言など、省エネの重要性が高まってきています。
また、住宅・建築物の「省エネ性能表示制度」が開始され、売買・賃貸の際には省エネ性能を比較されることが考えられます。
省エネ対策を行うことは、地球・環境に優しいだけでなく、電気代の抑制・自社のイメージ向上にも有効です。
今回は、快適性を維持しながら省エネを行う、ハリマビステムの取り組みを紹介いたします。
対象となる駐車場
①路外駐車場(屋内・地下にあるもの)
②駐車台数 約30台以上
※路外駐車場とは、「道路の路面外に設置される自動車の駐車のための施設」のことをいいます。(駐車場法第2条第2号より引用)
以上が当てはまる主な駐車場は以下の通りです。
・自走式駐車場
・機械式駐車場
・タワー式駐車場
マンション・オフィスビル・ホテルなど、さまざまな施設で省エネ対策が可能です。
駐車場の省エネ方法
駐車場にある換気用のファン(給気ファン・排気ファン)が省エネの対象となります。
駐車場法が2016年に改正され、給気ファン・排気ファンの能力基準が、従来の半分程度まで減少しました。
※電気自動車の普及等による排ガス減少のため
そのため、設計時から大規模なファンを使用しており、必要な換気量よりも過剰に換気している可能性がございます。
弊社の省エネルギーシステムは、駐車場内の一酸化炭素濃度(CO)を測定した上で、インバータを用いて必要な換気量を確保いたします。したがって、安全対策を行った上で、無駄になっていた給気ファン・排気ファンの電気代を削減することができます。
【ご提案事例】
用途:ホテル
対象設備:地下駐車場 排気ファン2台(15.0kW)
電気代削減率:77.3%
投資回収年数:3.06年
まとめ
屋内・地下駐車場にある、給気・排気ファンの省エネ事例をご紹介いたしました。
投資回収の試算から、システムの設計・導入・保守まで、当社にて行います。
試算依頼・ご質問等、お気軽にご連絡ください。
お問い合わせ|ハリマビステム |首都圏を中心としたビル・建物の管理やマネジメント